思いがけず機会を頂き、徳島県で開かれた「薬物再乱用防止対策講習会」に参加させて頂いた。そこへメッセージを運びに来られた、
薬家連所属の家族会の方と交流することが出来た。遠くからの移動、全く知らない土地での滞在であるにも関わらず、とてもお元気にメッセージをされておられた。
ご家族の薬物依存症で困り、あるダルクへ繋がった事。そこから紆余曲折ありながら、今は家族再構築が出来ていること。ご家族は回復の道を歩まれていて、今は回復の支援のお仕事をされていること。この間9年。ご自身は2県の家族会で活動されておられるそうだ。
9年、長いなぁ・・・私は家族会に通い始めてまだ1年少し。まだまだ経験が足りないけれど「家族が回復しないとね」「私は私、あなたはあなたよね」といつも使っている言葉が
自然に話題に上る。「イネイブリングしてしまった時もあるよね」「回復は人それぞれ。色んな形があっていいよね」などと、会話がどんどん弾む!どんなに遠くの家族会の方とでも、依存症の話になると、すっと打ち解けられるし、同じ気持ちを抱えているんだなぁ、と何故か嬉しく感じた。あんなに辛くて悲しかった経験も、こうやって笑って話し合える日が来るんだな。仲間っていいな。新しく繋がって来る方も、同じように笑える日がきっと来ますよ!
せっかく来られたのだから!と一緒に観光船に乗って写真を撮りまくり、海鮮丼やパンケーキを食べて、お腹いっぱい、胸いっぱいで帰宅した。お会いした私がパワーを頂きました。家族会・仲間に感謝です!
執筆者F
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