「共依存プログラム」
- 岡山 家族会
- 7月17日
- 読了時間: 3分

「やっと参加出来る!」私は今回の共依存プログラムをとても楽しみにしていました。というのも、3年前の7月に、家族会で同じプログラムをして下さったのですが、私は本人を手放したところで精神的に病んでしまい、参加出来なかったからです。今回も問題を与えられて、私は病んでヨレヨレだったのですが、こういう時こそ家族会に行こう、プログラムを受けたいと思い、ノーメイクで髪もぼさぼさのまま、電車に飛び乗っていました。何で7月ばっかり問題が起きるのか?何かの呪い?(笑)でも、調子が悪くても家族会には行く!3年で私も少しは変われたのかもしれません。 講義は、群馬ダルクのプーさん・ショーンさんのお二方が、当事者から見た家族の共依存的行動について、言ってはいけないこと等項目ごとに説明をして下さいました。ただ講義を聞くだけでなく、家族の意見も引き出して下さって、参加型の講義で楽しく、あっという間に時間が流れました。 かつて本人と一緒に住んでいたとき・・・本人は何も言っていないのに、あれこれとアドバイスしたり、本人の気持ちなどおかまいなしに先々手を出し、口を出してきました。でも、私が何かすればするほど、本人は何もしない、出来ない人になっていくばかり。私の生活は本人の予定が最優先。自分の事は空いている時間にする、という共依存丸出しの生活になっていました。親も病気!って聞いた時でも、「でも止められない止まらない!」って感じでした。 依存症が与えられた時、「こんなに若いのに可哀想に。どうにかしてやりたい」と思ったのと同時に、「私の育て方が悪かったから、この子が病気になったのでは?」と罪悪感で一杯になりました。「可哀想」ーこの感情が湧く時、私が何とかしてやらなくちゃ!という気持ちになってしまいます。講義にもありましたが、「親は子どもを依存症にしようと思って育てたのではない。だから自分のせいと思わないで」と聞き、少し心が軽くなりました。
本人の人生は本人に任せ、自分の人生を生きる。この当たり前の事が、私には出来ていませんでした。今も本人の声を聞いたり会ったりすると、以前と同じ感情が湧くのが分かります。俯瞰して自分を見る事が出来るようになっただけでも、良かったと思っています。 手を放し、距離を置くことで自分に焦点を当てること。自分の為に毎月家族会に参加し続け、プログラムをしていこう。そう思えるようになりました。 「共依存」は親子間だけではありません。「良かれと思って・・・」言ったこと、した事が無意識に相手をコントロールしている事があります。「人のお世話をしたい」という気持ちが過剰過ぎて、世話好きなのかお節介なのか分からないほど共依存バリバリの私は、境界線が分からなくて、要らない事を言ったり、したりしてしまい、後悔する事もしばしばです。再度自分の事を顧みる良い機会を与えて頂きました。家族会とプログラムに感謝です。
群馬ダルクの仲間の方々、遠い所を来て頂いて、ありがとうございました。教えて頂いた事を忘れずに、自分の人生を楽しみます(^_^)b 神に感謝
執筆者 F


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