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「新しい場所での分かち合い」

  • 執筆者の写真: 岡山 家族会
    岡山 家族会
  • 11月11日
  • 読了時間: 2分

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 11月にしては暖かく穏やかな日、家族会に参加させていただきました。

初めて訪れた岡山は、地方の中核都市としての活気と共に、長い歴史に育まれた落ち着きを感じさせる素晴らしい場所でした。

駅からお散歩がてら会場に到着したのですが、新しい場所に足を踏み入れるのには正直少し不安でしたが、「ぴあ」の皆様が暖かく迎え入れてくださって感謝です。


 午前中は社会活動家の「多母髪大気」さんの講演でした。

依存症の家族の立場でありながら身体障害、児童虐待、社会的支援、など多くの側面からのお話しには2時間があっという間で引き込まれました。何よりも自身の家族の実情を踏まえたご自身の体験談は、まさしく依存症家族そのものである事を実感させられました。

子供の立場からの発信という珍しい形ですが、学びの多い講演だったと思います。


 午後は「つながり続けるということ」をテーマにしたミーティングでした。

10人程度の家族が 4グループに分かれていました。

初めてお会いする方がほとんどなので、聞くのも初めてなわけです。

私も自身のかいつまんだ話を聞いてもらいました。

何人にも声をかけてもらい、初めてでもずっと知ってたような妙な安心感。これが家族会なんだなあ。改めて、長く続く「ぴあ」家族会の素晴らしさを感じさせていただきました。


最後に、「本人の話し」のコーナーで、鳥取ダルクのともさんから、幼い子供でも自分の失敗は自分で謝る、親は辛くても手を出さず見守る、そして周りの大人が謝罪を暖かく受け入れて褒めるという1つのエピソードが語られました。

私は大人になった我が子の代わりに嫌々ながら何度謝っただろうか?早く解決したくて自身での謝罪を待てなかっただろうか?振り返ることが出来ました。


最後に「ぴあ」の皆様にもう一度深い感謝を申し上げます。


            by A


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